No.51 ハーフリンガルでガミースマイルと口ゴボを改善した症例



No.51 ハーフリンガルでガミースマイルと口ゴボを改善した症例
10代女性 千葉市美浜区
『口ゴボとガミースマイルを治したい。』という主訴でした。
上下顎前歯歯軸が唇側傾斜し、口元の突出感がありました。
上顎両側4番、下顎両側5番を抜歯し、正中口蓋に植立した歯科用アンカースクリューを用いた歯列矯正を致しました。
2年0か月のハーフリンガル矯正治療で審美的・機能的改善が達成されました。
前歯の叢生が改善され、横顔のlineもすっきりしました。
ガミーラインの上がり具合に関しては、治療途中で患者さんご自身のご希望を確認しながら調整しました。
ご協力ありがとうございました。
症例紹介
診断名:AngleⅡ級上下顎前突症例
年齢:20代 治療期間:2年0ヵ月 治療回数:27回 初診時日時:2022年8月21日
治療に用いた主な装置:
◎上顎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (WIN)
◎下顎セラミック製唇側ブラケット矯正装置
◎歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位:上顎両側4番、下顎両側5番
治療費:1.265.000(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:ガミースマイルの改善は、歯科用アンカースクリューから上顎前歯部を引っ張り、後方移動と共に圧下する必要があります。
通常の後方移動よりも歯根吸収のリスクが大きいので、定期的にデンタル写真を撮影して確認し、弱く持続的な力で、注意深く矯正力をかけていきます。