No.63 ガミースマイルと正中のズレをハーフリンガル治療で改善した症例



No.63 ガミースマイルと正中偏位をハーフリンガル治療で改善した症例
10代女性 千葉県千葉市
『正中のズレとガミースマイルを治したい』という主訴でした。
上顎左側4番、7番(予後不良)を抜歯。また埋伏していた上顎右側3番を抜歯し、正中を合わせました。
上顎左側7番の代わりに親知らず(8番)を萌出誘導して排列、咬合参加させました。口蓋正中部に植立した歯科矯正用アンカースクリューを用いてガミースマイルの改善を致しました。
約1年半のハーフリンガル矯正治療の後、最後の数か月にマウスピース型矯正治療で細部の仕上げを行い、審美的・機能的改善が達成されました。正中もご希望通りの改善を達成でき、ガミーラインの改善具合に関しては、治療途中で患者さんご自身のご希望を確認しながら調整しました。
咬合にとって大切な3番部に位置した上顎右側4番を形態修正し機能的改善もしました。
親知らず(8番)がまるで7番の生まれ変わりのように機能していますね!
症例紹介
診断名:上顎右側3番埋伏を伴う上顎前突症例
年齢:10代 治療期間:1年11ヵ月 治療回数:24回 初診時日時:2023年10月12日
治療に用いた主な装置:
◎上顎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (WIN)
◎下顎プラスチック製唇側ブラケット矯正装置
◎歯科矯正用アンカースクリュー
◎マウスピース型矯正装置
抜歯部位:上顎左側4番、上顎右側3番、上顎左側7番
治療費:1.320.000(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:ガミースマイルの改善は、歯科用アンカースクリューから上顎前歯部を引っ張り、後方移動と共に圧下する必要があります。通常の後方移動よりも歯根吸収のリスクが大きいので、定期的にデンタル写真を撮影して確認し、弱く持続的な力で、注意深く矯正力をかけていきます。