No.45 ハーフリンガルで治療した上顎前突症例



No.45 ハーフリンガルで治療した上顎前突症例
30代女性 千葉県習志野市
『①前歯を引っ込めて口が閉じやすく機能的な咬合にしたい』という主訴でした。
上下顎両側4番を抜歯して、上下顎前歯部を後方移動致しました。
上顎口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを埋入し、ガミースマイルの改善をしました。
最終的な微調整では正中を出来る限り一致させる為に、顎間ゴムを使用して頂きました。
ご協力ありがとうございました。美しい口元、口腔内環境をこれからもぜひ維持していきましょう。
症例紹介
診断名:AngelⅠ級上顎前突症例
年齢:30代 治療期間:1年6ヵ月 治療回数:25回 初診時:2022年8月6日
治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎ハーフリンガル 上顎:カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(WIN)下顎 プラスチックラビアルブラケット矯正装置
抜歯部位:上下顎両側4番
治療費:¥1,265,000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:上顎前歯部突出+ガミーラインの改善は、歯科矯正用アンカースクリューから上顎前歯部を引っ張り、後方移動と共に少し圧下する必要があります。通常の後方移動よりも歯根吸収のリスクが大きいので、定期的にデンタル写真を撮影して弱く持続的な力で、注意深く矯正力をかけていきます。