No.25 矮小歯の前歯を抜歯して、側貌と歯列不整を審美的に改善した症例
矮小歯の前歯を抜歯して、側貌と歯列不整を審美的に改善した症例
10代女性 千葉市
『上の2番目と下の1番目の歯が小さく、ガタガタしている歯列を治したい。』という主訴でした。
上顎両側2番と下顎両側1番を抜歯することで、上下顎前歯部の叢生を改善し、機能的に良好な状態にしました。
上顎前歯部抜歯後のスペースは仮歯を使用して審美性を損なわないようにしました。
顎間ゴムを使用して、お顔の中心線を上顎の中心線に一致させ、スマイルの審美的向上を達成しました。
下口唇を噛む癖もあった為、唇を咬まないように注意していただきながら綺麗な側貌を目標にMFTトレーニングをしました。
大変忙しい生活の中、矯正治療とMFTに積極的にご協力いただき、大変感謝しています。
症例紹介
診断名:上顎両側2番と下顎左側1番矮小歯を伴う叢生症例
年齢:10代 治療期間:2年0ヵ月 治療回数:23回
治療に用いた主な装置:
◎セラミック製マルチブラケット装置
抜歯部位:上顎両側2番 下顎両側1番
治療費:¥825.000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:前歯を抜歯する場合は審美的な問題が出ますので、仮歯を作製して治療中の審美性の配慮が必須です。
また、前歯の抜歯は、スペースを閉鎖してもブラックスペースが残ることがあります。
その場合は、ご希望に応じてですが、IPRを施行して審美的な仕上がりを達成するようにしています。