No.16 舌側矯正装置(アリアス)で八重歯と切端咬合を治した症例
20代女性 船橋市前原東
『八重歯と横顔の審美的改善及び機能的改善を希望する』という主訴でした。下顎骨が時計回りしているハイアングル症例でした。
元々の治療方針は上顎両側4番抜歯予定でしたが、右側2番が以前、他院で歯の神経の処置を行っていたところが黒くなってきたとの事でしたので、最終的な治療方針は
上顎右側2番、左側4番、下顎両側5番抜歯になりました。アリアスブラケットのハーフリンガル矯正で審美的・機能的改善が達成されました。
アリアスブラケットの特徴としては、
①ブラケットサイズが小さいので違和感が少ない
②セルフライゲーションなので、歯が早く動きチェアタイムも短縮
などです。前歯の後方移動距離が少ない症例に向いています。
ハーフリンガル矯正治療は最近、成人に大変人気が高くなっています。
上の前歯にブラケット装置がついていないので、人に気づかれずに矯正治療ができて、フルリンガル治療よりもリーズナブルな価格という点が人気の理由です。
症例紹介
診断名:上顎右側犬歯低位唇側転位を伴う切端咬合症例
治療期間:2年5ヶ月 治療回数:23回
治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (アリアス)
抜歯部位:上顎右側2番、左側5番、下顎両側5番
治療費:¥1.100.000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:
矯正治療中に知覚過敏が一時的に起こる場合があります。少し様子を見ていただければ治る事が多いです。痛みに耐えれない、痛みが続く時は歯科医にご相談してください。シミ止めのお薬を塗ることもできます。