No.1 ハーフリンガルで小臼歯抜歯をしてE-ラインが綺麗になった症例
上顎前突・口唇閉鎖不全
10代女性 船橋市
『口元と横顔を美しくしたい』という主訴でした。上顎前歯部が前突しているために口が閉じにくく口呼吸でもありました。上下顎両側4番抜歯してハーフリンガル矯正で審美的・機能的改善が達成されました。
奥歯の噛み合わせをより良くする為に、顎間ゴムを使用して頂きました。患者さんのご協力が治療の成功に直結するのですが、非常に積極的に取り組んでいただきました。
嚥下時の舌突出癖があった為、長期安定を目指すためにはMFTが必須です。全治療期間行うMFTなど、正しい舌位の習慣化により、機能的な咬み合わせと、E-line内におさまった口唇、美しい側貌を獲得することができました。最後に『大満足な仕上がりです!』とおっしゃっていただき、大変嬉しく思いました。ご協力本当にありがとうございました。
ハーフリンガル矯正治療は最近、中学生・高校生に大変人気が高くなっています。
上の前歯にブラケット装置がついていないので、人に気づかれずに矯正治療ができて、フルリンガル治療よりもリーズナブルな価格という点が人気の理由です。
【症例紹介】
診断名:口唇閉鎖不全を伴う上顎前突症例
年齢:11歳 治療期間:2年5ヶ月 治療回数:27回
治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (WIN)
抜歯部位:上下顎両側4番
治療費:¥972.000-(通院費¥5.400~¥5.500別)
リスク・副作用:上下顎前歯部を大きく後方移動するケースでしたので、歯根吸収のリスクがありましたが、定期的にレントゲン・CTでチェックをして弱く持続的な力で矯正力をかけることで回避しています。