No.18 ハーフリンガルと歯科用アンカースクリューで口元の突出感を治した症例
上顎前突 ハーフリンガル
20代女性 八千代市
『ハーフリンガルと歯科用アンカースクリューで口元の突出感を治して横顔を綺麗にしたい。』という主訴でした。
上顎両側4番抜歯して、上顎前歯部の後方移動を行いました。
上顎前歯の後方移動時に上顎口蓋側に歯科用アンカースクリューを埋入して前歯部の圧下を行い、口元・側貌・スマイルライン共に美しい仕上がりになりました。
前歯部の後方移動時は半年に1回程レントゲン撮影を行い、歯根吸収しないように力の強さを確認しながら治療を進めました。
最終的な微調整では奥歯の噛み合わせをより良くする為に、顎間ゴムを使用して頂き、個性正常咬合の獲得を行いました。
ご協力ありがとうございました。
症例紹介
診断名:アングルⅡ級上顎前突症例
年齢:20代 治療期間:2年半 治療回数:28回
治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎ハーフリンガル:上顎 カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(WIN)、下顎 プラスチックラビアルブラケット矯正装置
抜歯部位:上顎両側4番
治療費:¥1.155.000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:
上顎前歯部突出+ガミーラインの改善は、歯科用アンカースクリューから上顎前歯部を引っ張り、後方移動と共に少し圧下する必要があります。
通常の後方移動よりも歯根吸収のリスクが大きいので、定期的にデンタル写真を撮影して弱く持続的な力で、注意深く矯正力をかけていきます。