No.40 上顎右側2番先天欠如と下顎右側6番歯根破折で抜歯予定の症例
No.40 上顎右側2番先天欠如と下顎右側6番歯根破折で抜歯予定の症例
20代女性 市川市
①歯根破折している下顎右側6番を抜歯したい ②顔面正中に対して上顎正中を合わせたい ③下の歯の叢生(ガタガタ)を治したい という主訴でした。
上顎右側2番先天欠如による上顎正中の右側偏位でした。上顎は左側4番と、下顎は右側6番と左側5番を抜歯し、歯列不整と正中偏位を改善しました。
2年4ヵ月の矯正治療で審美的・機能的改善が達成されました。
症例紹介
診断名:上顎右側2番先天欠如と下顎右側6番歯根破折で抜歯予定の叢生症例
年齢:20代 治療期間:2年4ヵ月 治療回数:27回 初診時日時:2021年1月5日
治療に用いた主な装置:
◎歯科矯正用アンカースクリュー
◎上下顎プラスチック製唇側ブラケット矯正装置
抜歯部位:上顎左側4番、下顎右側6番、左側5番
治療費:770.000(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:側切歯や大臼歯など便宜抜歯部位が特殊な場合、最終的な咬合をつくるためにはIPRや咬合調整が必要となることが多いです。当院ではデジタルセットアップで事前に調整位置を確定させることで、天然歯を切削する量をできる限り減らしています。