No.31 口ゴボ&重度上顎前突をハーフリンガルで治した症例 |見えにくい矯正に特化し、お顔の変化を意識した細やかな矯正治療を行なう津田沼(奏の杜)のもりざわ歯科・矯正歯科

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No.31 口ゴボ&重度上顎前突をハーフリンガルで治した症例

口ゴボ&重度上顎前突をハーフリンガルで治した症例
20代女性 千葉市花見川区

『口元を引っ込めて口ゴボ感を改善したい。』という主訴で、ハイアングルという下顎骨が時計回りに回転している重度上顎前突でした。難しいケースです。

上顎は両側4番を抜歯し、口蓋に歯科用アンカースクリューを用いた舌側矯正治療(裏側矯正治療)で前歯部の後方移動を行い口元の突出感を改善しました。下顎は唇側矯正装置を装着し、下顎両側5番抜歯後、下顎両側4番遠心部に歯科用アンカースクリューを植立して、下顎大臼歯部の前方移動を行い、臼歯Ⅰ級関係の機能的な咬合状態を得ました。ハーフリンガルで歯科用アンカースクリューを下顎にも植立するという負担の大きい治療でしたがいつも明るく積極的に治療にご協力いただき、感謝しています。横顔の変化に大変喜んでいただけたことが印象的でした。

症例紹介

診断名:ハイアングル上顎前突症例
年齢:20代 治療期間:2年8ヵ月 治療回数:28回

治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎上顎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (WIN)、下顎プラスチック製唇側ブラケット矯正装置
抜歯部位:上顎両側4番、下顎両側5番

治療費:¥1.155.000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:歯科用アンカースクリューから上顎前歯部を引っ張り、後方移動と共に圧下します。
通常の後方移動よりも歯根吸収のリスクが大きいので、定期的にデンタル写真を撮影して確認し、弱く持続的な力で、注意深く矯正力をかけていきます。

No.31 口ゴボ&重度上顎前突をハーフリンガルで治した症例
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