No.1 【口ゴボ・口呼吸の改善】ハーフリンガルと抜歯矯正で美しいEラインを獲得した症例(10代女性・船橋市)
上顎前突・口唇閉鎖不全
■ 「口元と横顔を美しくしたい」というお悩み
船橋市からご来院いただいた、10代女性の患者様の症例です。 専門用語で「上顎前突・口唇閉鎖不全」と呼ばれる、いわゆる「出っ歯」の症状でした。前歯が突出していることで口元がもこっと前に出る「口ゴボ」のような状態になり、口が閉じにくく「口呼吸」になってしまう状態でした。
審美的な口元の改善と、機能的(正しい鼻呼吸への改善)な回復を目指し、上下の小臼歯(4番)を抜歯して「ハーフリンガル矯正」と「歯科矯正用アンカースクリュー」を用いた治療を行いました。
■ お顔のバランスを患者様とコミュニケーションしながら、調整
前歯を大きく後ろへ下げる抜歯矯正では、「口元が引っ込みすぎてしまわないか」と不安に思われる方も多くいらっしゃいます。 当院では、お顔のバランスを無視してただ機械的に歯を引っ込めるようなことは決していたしません。
毎回の調整時に、歯科衛生士とともに患者様ご本人のお顔(横顔のE-lineなど)を確認し、「今の口元のボリューム感はいかがですか?」と細やかにコミュニケーションを取りながら、慎重に後方移動の量を調整をいたしました。
■ MFT(お口周りのトレーニング)と患者様のご協力
本症例において、矯正後の綺麗な歯並びを長期的に安定させるためには、無意識に舌を前へ出してしまう癖(嚥下時の舌突出癖)を治す「MFT(口腔筋機能療法)」が必須でした。
矯正治療の成功には患者様ご自身のご協力が欠かせませんが、顎間ゴムの使用や全治療期間を通したMFTのトレーニングに、ご本人が非常に前向きに取り組んでくださいました。
その結果、正しい舌の位置が習慣化し、機能的な美しい噛み合わせと、E-line(鼻先と顎を結んだライン)にすっきりと収まる美しい横顔(側貌)を獲得することができました。
最後に『大満足な仕上がりです!』と笑顔でおっしゃっていただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。毎日のトレーニング等のご協力、本当にありがとうございました。
■ 中高生に人気の「ハーフリンガル矯正」
今回使用した「ハーフリンガル矯正」は、最も目立つ上の歯には裏側(舌側)装置を、下の歯には表側装置をつける治療法です。
「周りに気づかれずに矯正したいけれど、上下裏側のフルリンガル治療よりも費用を抑えられる」というメリットがあるため、最近では中学生・高校生などの学生さんや、20〜30代の方に大変人気が高まっています。



【症例紹介】
診断名:口唇閉鎖不全を伴う上顎前突症例
年齢:11歳 治療期間:2年5ヶ月 治療回数:27回
治療に用いた主な装置:
◎歯科用アンカースクリュー
◎カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置 (WIN)
抜歯部位:上下顎両側4番
治療費:¥972.000-(通院費¥5.400~¥5.500別)
リスク・副作用:上下顎前歯部を大きく後方移動するケースでしたので、歯根吸収のリスクがありましたが、定期的にレントゲン・CTでチェックをして弱く持続的な力で矯正力をかけることで回避しています。