歯並びに影響を与える離乳食 |見えにくい矯正に特化し、お顔の変化を意識した細やかな矯正治療を行なう津田沼(奏の杜)のもりざわ歯科・矯正歯科

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歯並びに影響を与える離乳食

院長コラム
歯並びに影響を与える離乳食

お母さん、正しい離乳食の食べさせ方をご存じですか?

正しい離乳食の食べさせ方をしていれば、食べ物の間違った飲み込み方の癖や舌の間違った使い方の癖がつかず、その結果、鼻呼吸になり、健康に成長して歯並びも悪くなるのを予防できます。

難しいことは何一つありません。ポイントは、スプーンで押し込まず、赤ちゃんが自分の唇で一口量を取り込めるように与えること、指でつぶせるくらいの軟らかい食物を与えること、唇を閉じた状態で飲み込むのを待ってから次を与えること、これが大切です。

ぜひ表を参考にしてみてください。詳しくは下記に記します。

■離乳食の食べさせ方

離乳の開始時期として推奨されている生後5~6か月は、下顎乳切歯の萌出時期とほぼ一致しています。

離乳の時期には口唇での食物の取り込み、口唇閉鎖状態での嚥下、食物の舌や歯槽堤での押し潰し、咀嚼のための基本的な動きが獲得されます。

そのまま飲み込めるペースト状の食物から、舌で潰せる程度の硬さの食物を選んで離乳を進めていきます。この時期には、悪習癖を発生させないための重要なチェックポイントがあります。

〇ポイント1:スプーンを口腔内に押し込んでいないか
離乳食を食べさせる時は、スプーンを下唇において、自ら上唇ではさんで食べるまで待つようにしなければなりません。

スプーンを口腔内に押し込んで食べさせてしまうと、正しい摂食嚥下の機能を習得することができず、低位舌、口唇閉鎖不全になり、下顎前突など不正咬合の原因になることがあります。

〇ポイント2:適度な適度な軟らかさの離乳食を与えているか
離乳食が硬すぎたり、一口量が大きすぎたりすると、舌や口蓋、歯槽堤を使った食物の磨り潰し運動を行うことができずに、丸呑みや水分による流し込み食べになり、異常嚥下癖など悪習癖を発現させ、不正咬合の原因になることがあります。

〇ポイント3:飲み物で流し込みをしないように、一口ずつ食物だけで嚥下できる量を食べさせ、嚥下を確認してから次の一口に進んでいるか
飲み物で食物を流し込むようにして飲み込んでいると、異常嚥下癖になり、開咬、下顎前突など不正咬合の原因になることがあります。一口量は少なめに。

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