No.10 歯科用アンカースクリューを使用してEラインが綺麗になった症例
上顎前突症例
10代女性 船橋市三山
『仕上がり重視、後戻りしない、できるだけ目立たない唇側装置で口元をきれいに治したい。』という主訴でした。
上顎両側4番、下顎両側5番を抜歯して、上下顎前歯部の後方移動を行いました。
歯科用アンカースクリューで上顎臼歯部の固定をしましたので、上顎前歯部後方移動が達成され、口元・側貌・スマイルライン共に美しい仕上がりになりました。
下口唇を噛む癖もあった為、MFTでは口唇圧を強化していき、唇を咬まないように注意していただきながら綺麗な側貌を目標にトレーニングしていきました。
大変忙しい生活の中、矯正治療とMFTに積極的にご協力いただき、大変感謝しています。
目立たない治療を希望している患者様にはブラケットである程度歯を動かして、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で最終的な歯の微調整を行う患者様もいらっしゃいます。
症例紹介
診断名:上顎前突ハイアングル症例
年齢:10代 治療期間:2年5ヵ月 治療回数:24回
治療に用いた主な装置:
◎セラミック製マルチブラケット装置
◎歯科用アンカースクリュー
抜歯部位:上顎両側4番 下顎両側5番
治療費:¥770.000-(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:
下口唇を噛む癖がある場合、癖の改善がなされない限り、前歯部の後方移動が達成されないことがあります。MFTの指導と、患者さんの御協力があってこその結果となります。