No.6 歯科用アンカースクリューを使用せず、Eラインに上下唇を接する口元の仕上がりにしたいというご希望の症例
上下顎前突
10代男性 船橋市飯山満町
『他院で非抜歯の矯正治療をして終了したけれど、口元の前突感が気になっている。小臼歯抜歯矯正治療をして、E-lineに上下唇を接する口元の仕上がりにしたい。』という主訴でした。
上顎両側4番、下顎両側5番を抜歯して、ホールディングアーチとヘッドギアの装着を併用したブラケット矯正で審美的・機能的改善が達成されました。
ヘッドギアの装着は毎日ご自身で就寝時に使用していただくので、患者さんのご協力が治療の成功に直結します。
下口唇癖もあった為、MFTも並行して行いました。
長期安定を目指すために、親知らずの抜歯をお勧め致しました。ご協力ありがとうございました。
いつも明るく積極的に治療に向き合っていただき、感謝しています。
症例紹介
診断名:上下顎前突
年齢:10代 治療期間:1年11ヵ月 治療回数:19回
治療に用いた主な装置:
◎セラミック製唇側マルチブラケット装置
◎ホールディングアーチ
◎ヘッドギア
抜歯部位:上顎両側4番、下顎両側5番
治療費:¥770.000(通院費¥5.500別)
リスク・副作用:再治療の場合は、既に矯正力をかけた歯に対して再度力をかけるので、歯根吸収のリスクが通常の矯正治療より大きいです。
通常よりも弱く持続的な矯正力をかけることと、定期的にレントゲン写真で歯根の状態をチェックしていきリスク軽減を致しました。