本当の悩みを聞きます
患者さんにとって、最善の治療を行うために

いくら高度な技術や知識を持っていても、それを一辺倒に押しつけるだけでは最善の治療はできません。
何よりも大切なのは、患者さんのお話を聞いて、何を望んでいるのかをしっかりと把握し、それに合った治療を提供すること。そのためにも当院では、カウンセリングによるコミュニケーションを重視しています。
患者さんは、歯科治療に関して、必ずしも詳しくはありません。そのために思っていることをうまく伝えられなかったりすることもあるでしょう。そういうときには専門知識をもつ歯科医師である私たちが、患者さんの気持ちを汲み取ります。
大事な友人を家に迎えておもてなしするように、患者さん一人ひとりとの触れあいを大切にしたい。もちろん私だけでなく、当院のスタッフは全員同じ気持ちを抱いています。
ドクターという仮面を付けないように

患者さんとお話をするときに気を付けているのは、「ドクター」という仮面をつけて接しないという事。
もちろん、歯の専門家としての知識を踏まえた上でお話をさせて頂いておりますが、患者さんから本当のお悩みや不安ごとをお話しいただくためには、一人の人間としてご信頼頂く必要があると感じています。
矯正治療などは特に長いお付き合いになりますので、患者さんから悩みを打ち明けられたり、プライベートな話が出ることもあります。
患者と医師といった上下関係の中ではなく、人間と人間の対話の中で、患者さんの気持ちを汲み取り、適切なアドバイスをさせて頂くよう心がけています。
大事なのは、専門家としての正確なジャッジメント

歯科のカウンセリングにおいてもっとも重要だと思うことは、なによりも専門家としての正しいジャッジメントをしてあげるという事だと思います。
患者さんが聞きたいのは、おもてなしの言葉ではなく、また耳に優しい言葉でもなく、「いつどのような治療が必要なのか?」「このままだとどうなるのか?」といった、ご自身の、またご家族の歯についての正確な情報だと思います。
患者さんの中には、治療法について何かしらの希望をもっていらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。矯正でいうと、例えば、歯を抜きたくない、早く治療を終わらせたい、というような要望が多いです。
専門家としてのジャッジメントをする上では、もちろん、そのような患者さんの要望を汲んだ上でアドバイスをさせて頂くのですが、中には患者さんのご希望に添えられない結果になってしまうこともございます。
事例としてよくあるのが、お子さまの歯並びについてご相談をされに来るケース。まだ小学校に入る前ぐらいの小さなお子さまの場合は反対咬合を心配されていらっしゃるケースが多いですね。
反対咬合の場合は、なによりも診断が大事。いつのタイミングで、何をするか?その判断を間違ってしまうと無駄な治療を行うことになり、精神的にも金銭的にも、つらい思いをさせてしまうことになってしまいます。
お母さまは、すぐにでも治療をして歯並びをキレイにさせてあげたいと思っていらっしゃっているようですが、そんなお母さまの気持ちを踏まえた上で、「まだ治療を開始する時期ではないです。」という場合もあります。
ただ、同じ反対咬合の場合でも、遺伝要素ではない日常の癖などで歯並びが崩れている場合はトレーニングなどで対処することができますので、まずは一度ご相談にいらしてください。
実際の症例をお見せして、解りやすくご説明します。

当院では、患者さんに治療の説明をする際は、なるべく実際の症例や模型を使いながら、解りやすくご説明するように心がけております。
当院院長は、今までで2万人もの患者さんの治療にあたってまいりましたし、矯正専門の副院長も1000症例以上の実績がありますから、過去の症例で似たものをご紹介し、治療費や治療期間の目安などをお伝えさせて頂くことが可能です。
また、複数の治療法がある場合は、それぞれの治療を選択した場合のメリットやデメリットをお伝えし、患者さんに選んでもらうようにもしています。
ほとんどの患者さんは、結局「先生のお勧めはどれですか?どれが一番いいと思いますか?」と聞かれます。
その場合、「私だったらこうします。私の子供だったらこうします。」とお答えしていますが、患者さんには知る権利があると思いますので、選択肢はしっかりとお伝えするようにしています。
当院HPに、一部ではありますが、実際の過去の症例を掲載していますので、治療法の参考として是非ご覧になってみてください。
歯のこと以外で気になっている事も、ご相談下さい。

「良い治療をしたいけれど、やっぱり料金が心配…」
「こんな事、先生に聞いてよいのかしら?」
このようなご心配をされている方も多いのではないでしょうか?
歯のこと以外で気になっていることある人も多くいらっしゃると思いますが、カウンセリングの時にそれをいきなり話せる方は少ないように感じます。
例えば、子供の治療に関していえば、矯正治療をさせたいけれど、反抗期にぶつかってしまって心配。。というお母さまもいらっしゃいましたね。
また、価格のことは皆さん気にされていることだと思いますが、なかなかそれを一番に言い出せる方もいらっしゃいません。
当院では、患者さんが本当に気にしていること、悩んでいることをなるべく汲み取り、患者さんが一番聞きたいところからお伝えできるようにカウンセリングを行っております。
カウンセリングの際にはぜひご遠慮なく、一番気になることをおっしゃってください。